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【2025 カレンダーの人気アイテム】陶器の人形　ペネロピ•ファーマー作　山口圭三郎•昌子訳　山口幸平画　篠崎書林

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〈説明文は全て独自で書いております。無断使用はご遠慮下さい。〉★昭和52年（1977年）初版発行。紙カバー付き。★紙カバー＝ヤケ、シミ汚れ有り。小口、天地に　　　　　　ヨレ傷、小破れ有り。★本体＝三方に経年のヤケシミ汚れ有り。見開き、　　　　見返しにヤケ有り。紙面の黄変やや有り。★★製本はしっかりしており、本文ページ内は、目立つシミ汚れ等無く、経年比で良い状態です。★★　ファーマー女史の、詩情溢れる17の短編を集めたものです。長編とはまた違った、短い中にもウィットに富んだ話が語られます。　一般的なメルヘンの、勧善懲悪やハッピーエンド、と言うものでは有りません。特に印象的だったのは、「魔女エミリー」。美少女の魔女エミリーは、太った、毛並みの艶々とした黒猫のマーリンと暮らしていました。（ブリティッシュショートヘア？）　ある時、街角で水兵のジョン•スミスと出会います。エミリーは、普通の女の子の様に、映画を観たり、フィッシュ&チップスを食べたりと、デートを楽しむようになります。　ジョン•スミスから求婚された時、エミリーは待ち合わせの約束をして、自分が来なければ諦めて、と言います。そして、猫マーリンが止める言葉も聞かずに、人間になる薬を作って飲んでしまいます。　通常であれば、めでたく二人は結婚しました、となるのでしょうが。人間になったエミリーが、待ち合わせ場所に駆けつけると、ジョン•スミスはちゃんと待っていました。でも。　エミリーを、まるで知らない人を見る様にして、一心に来ない彼女を待っているのです！そう、人間になった事で、もうエミリーは美しくもなんとも無い、ただの女の子になってしまっていたのでした。　エミリーは、名乗らずに帰ってきます。ジョンとはそれで終わり。ですが、その後のお話が良いのです。　エミリーは魔女を引退。まだ少し残っていた魔法の力で、大変美味しいお菓子屋になります。そして、年取った猫のマーリンと、静かに一緒に暮らすのでした。（マーリンが一緒に居てくれて、嬉しくなりました！）　人間、ものは考えようです。水兵と結婚して幸せになるとは限りませんから。　長期個人保管の大変古い本です。状態は、上記★書きと、画像よりご判断下さい。　古い本にご理解のある方との、嬉しいご縁を心よりお待ち致しております。

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『【2025 カレンダーの人気アイテム】陶器の人形　ペネロピ•ファーマー作　山口圭三郎•昌子訳　山口幸平画　篠崎書林』はセカイモンでkJ-6e23bc2601から出品され、38の入札を集めて03月08日 16時 46分に、12,220円で落札されました。即決価格は12,220円でした。決済方法はに対応。宮崎県からの発送料は落札者が負担しました。ＰＲオプションはストア、取りナビ(ベータ版)を利用したオークション、即買でした。